こんにちは。
ブログ管理人のまこです。
今回は最近非常にホットな話題とし世間を賑わしている
PGA(プランスゴールド)という仮想通貨アービトラージの
サービスがありますが、こちらについての検証記事になります。
2020年9月に出金停止となり、
10月15日から出金再開予定としていたが、現在も再開せず
2020年初頭までまでに運用再開を目指しているという
プランスゴールド(PGA)。
しかしプランスゴールドの利用規約には
事前通知なくサイトにアクセス
できなくすると記載がある為、今後公式サイトが
いきなり閉鎖される可能性があります。
PGAとは?
投資種別 | PGA投資 |
投資先 | 仮想通貨 (三角アービトラージ取引) |
最小投資金額 | 1000ドル〜 |
手数料 | 運用額は80% (20%デポジット) |
特徴 | ✔自動運用で利回り15%~20%? ✔詐欺の可能性あり |
PGA投資では、仮想通貨の取引所において、高速アービトラージ
お金を預けておけば、取引利益が配分されることになっています。
その金額は月利15%~20%、11ヶ月で元本が2倍になる計算で、
投資の常識から考えてあり得ない数字です。
そもそも一般的に5%くらいなので月利15%以上なんて、
年利でも出せたらかなり良い方ではないでしょうか。
しかも、たった10万円からで投資できるので、
ほぼ誰でも参加可能ということです。
仮に月利15%以上もだせるのであれば、事務手数料など、
時間の無駄なので大口出資者のみ集めれば良いと思いますが、
それをたったの10万円から大量のお客さんを相手にするって
どうなんでしょうね?お金がない人ほど面倒な客なのに
とてもまともな投資案件とは思えません。
プライスゴールドホールディングスの概要
こちらは、プランゴールドホールディングスの会社概要です。
会社名 | Prance Gold Holdings Limited |
代表取締役 | Andre Gerald |
住所 | Suite 201 2nd Floor,Beside Eden Plaza,Eden Island,Mahe, Seychelles |
資本金 | 50,000,000ドル(日本円で約55億円) |
トレーダー・スタッフ | 計66名 |
プランスゴールドホールディングスは、2020年5月より独自の
アービトラージシステムとして、全世界でサービスを開始しました。
プランスゴールドホールディングスの本社は中国の深圳に
ありますが、登記自体は税金がほとんどかからない
セーシェルという国においてます。
ではなぜ中国じゃないのかというと、セーシェルに
登記することで税金対策になるからです。
しかしセーシェルという税制が優遇された地域に会社を置いている
のにも関わらず、どうして個人から、しかもたったの
1,000ドルから、かき集めなければならないのでしょうか?
資本金が55億円の会社であるのであれば、なぜ自社の資本だけで
運用しないんでしょうね。
ちなみにこのプランスゴールドホールディングスが登記されている
セーシェルという国においては、
「法人設立の際、資本金は用意しなくても良い」という決まりが
あるので一概に信用できる数字であるとは言えません。
会社を大きくみせて、信頼させようとする手口とも捉えられます。
PGAが詐欺まがいな理由について
今回のPGAは、あくまでもPGAにお金を預けて
リスクが低いアービトラージという手法でPGAが月利15〜20%
の利益を投資者に生み出すという、常識では考えられないような
謳い文句だけにつられてしまい参加するという事は、
こういったリスクもあるという事も理解した方が良いでしょう。
報酬プランについて
報酬プランもあるようで、実際に下記のようなプランがあります。
- 紹介ボーナス
- 新規開拓ボーナス
- タイトルボーナス
これらが報酬プランのざっくりとした内容となります。
プランスゴールドについての詳しい仕組みやプランなどは、
他のサイトで詳しく見てみるとお判りいただけると思います。
実際のところ儲かるの?
- 報酬プランがある時点で怪しい
- 泉忠司氏や坂本よしたか氏の存在
- 信頼度に欠けすぎる
- 月利が高い割に参加ハードルが低い
多くの投資系案件として、ネットワークの投資案件は
ほぼ9割近くが詐欺ばかりだと言うことです。
本当に儲かるのであれば、MLM制度なんて
設ける必要はないと思います。
実際に投資系のMLMはほとんどが自転車操業です。
頃合いを見計らって夜逃げされて資金を、
持ち逃げされるのがオチです。PGA投資に関しても同様で、
今回のPGAのような投資案件は珍しいものではなく、
似たような仮想通貨の投資案件はいくつも存在します。
しかし実際にはどれも飛んでいるのが現状です。
WeToken、PlusTokenなどの中国系の投資案件は逮捕者も
でていて、集団訴訟が起きているような案件もあります。
特にPlusTokenは仮想通貨史上最大の詐欺と言われており、
PlusTokenの詐欺では被害者数は80万人を上回り、
2020年7月には実に27名もの逮捕者を出しました。
今後仮にPGAがもし飛んだとしても、「投資は自己責任」と
言いくるめられてしまうでしょう。
次に紹介者であり、参加者である泉忠司氏や坂本よしたか氏に
ついて言及すると、キングオブ詐欺師のレッテルを張られていたり
ネット業界ですこぶる評判が悪いことで知られています。
出金再開に関しては、今のところ2021年初頭を目標に
しているそうですが、残念ながら現状の情報を見る限り、
出金は再開せずに飛んでしまう可能性が高いでしょう。
繰り返しになりますがPGA投資は投資ではなく詐欺の可能性が非常に高いとの判断です。
今後の展開を予測!まとめると・・・
②出金の為にKYC(本人確認)を求められる
③サイトが閉鎖される可能性が高い
④出金代行を装う詐欺師が高確率で出てくる
⑤詐欺被害を救済する投資案件が出てくる
⑥中国で運営者が逮捕される可能性が高い
上記のような状況になると予想されるので、
こういった二次被害に見舞われないように、
くれぐれもご注意願います。
世の中がコロナ禍の影響でお金の不安が増す一方で、
こういった悩みに付け込むような悪徳な業者や詐欺まがいの
案件が形を変え、名前を変え、次から次へと
出回っているのが現状です。
そういった詐欺などの被害に遇わない為にも、
今後もしっかりと見極める力を
養っていくことが大切なのではないでしょうか。